今日は、私が今行っている卒業研究について紹介します。
人間科学部環境・バイオサイエンス学科では、ほとんどのゼミで実験を行い、卒業論文を書きます。私の所属している食品分子機能科学研究室では、食品が持つ抗酸化力(活性酸素の働きを抑え、細胞の老化やガン化等を防ぐ力)について調べています。
今までうちのゼミでは、生体外での反応を見ていましたが、私は細胞を育てて、生体内での反応を見ています。原理は簡単に言うと、①細胞内に蛍光試薬を入れる。②蛍光試薬を入れた細胞、活性酸素を発する試薬、ビタミンCなど抗酸化力のある物質を一緒に置いておく。③活性酸素によって細胞が傷つけられると、中から蛍光試薬が出てきて発色する。抗酸化剤によって守られると、発色しない。発色の強さによって、どれだけ細胞が守られているかがわかります。
今年初めての実験なので、細胞が死んでしまったり、予備実験が必要だったり、大変なこともありましたが、結果が出だしてきました。楽しいですが、もう実験できる時間は限られているので、あとは時間との戦いです。
先日はゼミ内で卒業研究の中間発表がありました。その準備をすることで、2月に行われる卒論発表会がイメージでき、また、データを整理している時には、知識として知っているビタミンCやポリフェノールが体に良いというのが数値として実感できたりして、すごく楽しかったです。
これからも研究を続けていきたいので、ちょっと専攻は変えますが、卒業後は国立の大学院に進学することに決まりました。神戸女学院大学はかなり本格的な実験ができるので、理系を目指す方にもお勧めです!
写真1枚目:無菌操作ができるクリーンベンチと試薬。細胞を使った操作はこの中で行わないと、カビなどが混ざってしまう。
写真2枚目:蛍光を測定する機械
写真3枚目:中間発表のスライドの一部